北の海からの情報 2002/Part10
お久しぶりです。
ご無沙汰は海の中のせい?? 江戸は猛暑で、蝦夷は冷夏!!
こちらの最高気温が、そちらの最低気温に達しない日々が続いております。
haruさんの青モノも、こちらの黒モノも不漁は異常気象のせい??
そんな中、室蘭では開港130年/市制施行80年の記念行事として
客船飛鳥をチャーターした3泊4日のショートクルーズが、16日に出港するのにあたり、
終日号で港外まで見送りして来ました。
先ず、その時の離岸〜大橋通過〜港外までのスナップを、不漁報告の代りに・・・
純白な船体で日本一を誇る豪華客船、一度乗船したいものですネ。
崎守漁港に係船した『終日』 不漁報告は、真イカ=スルメイカについてです。
例年7月に入ると釣れ出し3桁は楽勝なのに、
この時期まで殆ど当りがありません。
日本海では大漁らしいのですが、
海水温のせいか今年はこのまま終漁しそうです。
それでも去る“13日の金曜日”に白老沖へ出港してきました。
約1時間半航しり半日粘って、それでも15匹位しか
釣れませんでした。

形は良いので2匹でも、このボリューム!!↓

お馴染Dさんが活刺作り→

↑活きて持ち込んだイカはたったの9匹


続いて、ソイの不漁・・・・・
イカに続きシーズン開けのソイも、今年は全く駄目な年になりそうです。
ベテランの釣り師や、遊漁船に漁師さえも行く度に“坊主”なのです。
沖から根に入る筈の新顔が現われないのと、居着いているソイも根絶やし状態で、
冬まで釣りにならないかも知れないと、プロの漁師が話しています。
ここ10数年無かった異常事態で、“秘密兵器”オートパイロットを装着した終日
も出る度に、仕掛のロストにエサの大女子をバラ撒いて来るだけでした。
そんな毎日の事でした、その日も黄金〜虻田沖間で、とっておきの根を攻めたのですが、
錘は岩の頭を叩くけれど当りはなく、諦めて帰港する事にしました。
確実に浮かんでからタモ入れ しかし諦め切れずに、haru根に寄った事が奇跡を??
8月30日の午後3時頃、何度か流していて、
錘が根の頭から2m程穴に入り込んだ瞬間!!
強烈な引きが有り、油断していたのと、
突然の事に即合わせてしまいました。
早合わせは禁物な釣りに、一瞬反応した事に後悔したが、
このソイは鉤を咥えてファイトを続けてくれました。
たっぷりと抵抗して上がってきたクロソイは50クラス♪♪
慎重にタモ入れ後、写真も撮って、直ぐに帰港したのは云うまでもありません。
今年不調のソイですが、これはいいサイズだ!  自宅計測はギリギリの52cm↓

1

←マリーナに戻り撮って貰いました。
その後は出ると坊主の繰り返しで、流石haru根と命名した事はありました。
ひねもす船長ヨリ
haru:コメント 船長はヒゲも良く似合いますね。(^○^)
しかし、今年はこちらの猛暑とは一変、北海道は冷夏だったんですね。
ソイの不調も海の中の異変が原因でしょうか?、この52cmソイ画像は貴重ですね。
今年の不漁が貯金となり、来年の豊漁につながる事を祈ってます。
 
下記の切り抜きは北の海の様子が伝わり、いつも楽しみに見ております。
2週間前に送ってもらったのと、今回分下記にUPしました。
北海道新聞夕刊 フィッシングより一部抜粋。
この新聞には、ルアー&フライ。中・上級者向け。船釣り。ファミリー向け。各情報がある。
2002年9月12日夕刊より、ファミリー向け情報一部抜粋↓
室蘭港:崎守埠頭でチカとカタクチイワシが合わせて3ケタ。サビキ3.5〜4号使用。
夜釣りで25cmほどのマイカが7〜8匹と釣れ始めた。
気仙川河口海岸(伊達市):浮きルアーや投げ釣りで70cm前後のサケが3〜4匹。
餌はサンマやソーダガツオの切り身。(群れは見えるが食いは悪い)
羅臼漁港:朝や夕方に8〜15gにブラーにイソメやワームで、小型のガヤが10〜30匹。
ブラーの色は赤や金がいい。※知円別漁港も同釣果。
厚岸漁港:若竹岸壁で15cm前後のチカが3ケタ。真龍岸壁では同型が50匹ほど。
朝、夕方に投げ釣りで70〜80cmのサケが全体で5、6匹。
2002年9月5日夕刊より、ファミリー向け情報一部抜粋↓
室蘭港:夜に崎守埠頭の通称チップヤード前で40cm級のハモが3匹ほど、
餌はサンマやイソメ。チョイ投げがいい。泳がせ仕掛けでマメイカも10〜20釣れる。
苫小牧東港:中央埠頭の苫小牧市街地寄り岸壁で12〜13cmのカタクチイワシが
サビキ5〜6号を使い40〜50匹。20cm前後のサバが交じる。
まき餌をすればサビキだけでも釣れる。
稚内港:天北1号埠頭で20〜26cmのニシンがサビキ8〜10号で30〜70匹。
北洋埠頭や潮見防波堤で10p前後のチカも20〜30匹。
2002年8月29日夕刊より、ファミリー向け情報一部抜粋↓
古平漁港:25日、作業所前などで6時から正午までに12〜15cmのチカがいい人で250匹。
エサはアカアミ。小サバも見え始めた。
上の国漁港:午前中、10〜15cmのアジやサバ、20cm前後のニシンも交じり10〜20匹。
サビキ5号を使った引き釣りで防波堤外海側で25cm級のフクラギ(ワカシ)が4〜5匹。
虎杖浜海岸(白老):投げ釣りで60〜70cmのサケが1〜2匹と釣れ始めた。
エサはイカやサンマ。まだ走りなので遠投したほうが釣果はいい。
2002年8月22日夕刊より、ファミリー向け情報一部抜粋↓
小樽港:色内埠頭で10〜15cmのハゼが10〜20匹。専用仕掛けにエサはイソメ。
サビキ2〜2.5号でチカも釣れてる。
室蘭港:西2、3号埠頭で12〜13cmのチカが3ケタ。群れにより型が違う。
15cm前後のカタクチイワシも50〜3ケタ釣れてる。
標津漁港:新南防波堤周辺で20cm前後のクロガシラが5〜6匹。
20〜30cmのコマイが10匹ほど。遊動式や胴付き仕掛け13〜14号にエサはイソメ。
2002年8月15日夕刊より、ファミリー向け情報一部抜粋↓
稚内港:天北1号埠頭で17〜25cmのニシン(例年より一ヶ月早い)が20〜30匹。
いい人で3ケタ。ニシン専用サビキ8〜10号にエサを付けずに20m程投げる。
仕掛けがある程度沈んでからリールを巻くという釣り方。
トリプルと一度に掛かると引きは強烈。横走りするのでオマツリ多々ある。
サビキ4号にスピード餌付け器を使って10〜13cmのチカやカタクチイワシも。
夜釣りではクロソイも釣てれる。
その他、道内各港内でチカは釣れてます。20cm級も交じる事も。
2002年8月8日夕刊より、ファミリー向け情報一部抜粋↓
函館港:万代ふ頭で15〜20cmのハゼが10〜20匹。リリースサイズのアブラコ交じる。
サバが港内に入り、10〜13cmが20ほど釣れた。全体に魚影は薄い。
苫小牧東港:港内全体に12〜13cmのカタクチイワシ中心にチカが交じり、
回遊に当たれば3桁。25cm前後のニシンも少々。
国縫漁港(長万部):スナガレイ中心にカレイ類が20匹前後。
遊動式仕掛けにエサはイソメ。ちょい投げで釣れる。
2002年7月25日夕刊より、ファミリー向け情報一部抜粋↓
大岸(豊浦)・古平・旭浜・厚岸・頓別の各漁港と留萌港等でチカが釣れてる。
厚岸ではカワガレイも15〜20匹ほど釣れてる。
留萌港ではワームで20〜27cmクロソイも5〜6匹。