北の海からの情報2008/Part21
平成20年10月31日(金) タチを求めて恵山沖へ
今年鮭の帰省?が遅れ、定置網にも全然入らず、釣り船はお手上げの状態です。
それで、この時期タチ(白子)入りマダラを求め、恵山沖へ南下する事にしましたが、
今日の渡島地方は、北西のち南の風で波高1.5m午後から雨の予報です。
出航時点で空はどんよりと曇り、対岸の駒ケ岳も見えません・・・・・・・・・
しかし、恵山に近づくと、ここだけ晴れて凪てます〜♪
ところが、地元のタラ釣り漁船が5隻も根の上で釣ってます!!
一番端の空いた根で釣る事にして、仕掛を入れますが反応がありません??
遊漁船を兼ねる海攻丸 エイリアン?裏側
それでも、何となく違和感があるので上げてみると!!!
2003Part15で初めて紹介?した、エイリアンもどきが掛かってました。
40cm四方の大きさで、今回も僅かながら動いてます。
直ぐ海へお帰り願いましたが、この後、俄かに黒雲に覆われてしまいます。
老漁師と力丸
ミドルサイズのタラを2本上げたところで、一隻の漁船が近づいてきました。
2年程前から、沖で話をするようになった老漁師の「第八力丸」です。
「何本揚げた」と、2本と伝えると、笑いながら今日は大漁だと・・・・・・
ここでの漁法は、しゃくり棒もしくはバケに胴突2本鉤の仕掛に
大型の電動リールとロッドを絶えず上下する、自動しゃくり器で根の上を流すものです。
船長の前でも、次々と揚げますが、どれも小型しか釣れないようです。
根掛かりを避けて、かなり上を流していると思われるので、
こちらは根の上ギリギリを流していると、突然ゴンゴンゴンと竿先が刺さります。
思いっ切り大合わせ後、電動で巻き上げると持っている事が困難なほどの引きです。
スローでゆっくり巻き上げ中にも、ゴンゴンは止らず浮き上がったタラは、完全メタボなデブタラでした〜♪♪↓
やっと上がったBig-1

全釣果

その後も良型が順調に上がるも、空が暗くなり風も南に変わったので、ミドルサイズ5本に
ビッグ1本の6尾で納竿しましたが、マリーナに着くと室蘭でも雨が降り出し、早目の帰港は大正解でした。
マリーナにて

極旨のマダチ

 

 

マダチ=真鱈の白子は最高でした。
切ってもプリプリと、
まだ活きてるように動くのです。
それを、さっと湯通しして醤油かポン酢で
いただくのですが、これが馬鹿旨で、
泡党の船長も昨日は清酒で〆ました。


ひねもす船長


haru:コメント
船長、またエイリアン釣りましたね。
不思議な生き物で前回も調べましたが、判りませんでした。正式名はなんでしょうね??
しかし、メタボなタラのマダチは馬鹿旨ですか、美味しそうです!(^0_0^)
サイズは違いますが、こちらのカワハギと同じ?タラ釣りはこれを食すのが魅力なんでしょうね。
今年もまた北から初雪や初氷の情報と共に冬がそこまで来てるようです。
自然界に逆らうことは出来ないので、季節と仲良くしないといけなぁ、と思う今日この頃です。