北の海からの情報2005/Part13

平成17年8月25日() マイカとアブラコ

今年の室蘭は8月に入っても、濃霧注意報の発令が続き、一寸おかしな夏です。
それでも8月6日に31.8℃を記録し、翌日はとうぜん新聞記事ものでした。
それによると、30℃を超えたのは17年ぶりとの事です!!
道央や道東では真夏日が続きましたが、道南でも室蘭は涼しくてありがたいです。
そのせいなのか、今年はイワシの姿が何処にも見えず、ヒラメ釣りが出来ません。
夜明け前のマリーナ 地球岬の日の出
昼イカも姿を消して久しくなりますが、昨日マリーナから出たボートが大漁して来ました。
風は1mでべた凪 登別沖の水深170mライン棚は80mで入れ喰いだったと!!
早速緯度経度を訊いて、今日は早朝出撃して来ました。
4時に家を出ると、大橋の表示は東の風1mと絶好の状況です。
夜明け前のマリーナで準備を整え、勇んで出港します。
途中地球岬灯台の前で日の出を拝み、現着すると
既に遊漁船やプレジャーボートが来てます。
ところが魚探に反応が全く出ません??
1時間程探してみても同じなので、諦めてべた底で釣る事にしました。
手返し抜群 今日は50杯
イカ干し船 イカ専用スカリは、イカに触れずに投入でき、
手返しも抜群なのにイカはポツポツ程度にしか乗りません。
それでも型は大きくなり、50杯程釣れたので
船上で刺身を頂きます。
すると側をイージーライダーのようなボートが通ります。
よく見るとイカ干し用の棚に、イカを開いて干してました。
刺身を食べてしまうと、すっかり満足して戻る事にします。
増市海岸のハルカラモイ迄来て、刺身の残り、
ワタ付ゲソがあったので、胴付き仕掛けに付けて下ろすと
、40オーバーの油子が2尾釣れました。
今回もイカの逃げ足にやられてしまいましたが、台風北上前に釣りが出来、
それなりの釣果を得る事ができました。  ひねもす船長
ハルカラモイ

haru:コメント
船長、そちらは17年ぶりに30度を超えたんですか?、
こちらからみるとうらやましい涼しさですが、そのぶん冬場の厳しさがあるんですね。
 
釣れたてイカを船上で、しかも絶景を観ながらいただくのもまた最高でしょう!
以前ひと口でしたが、北の海でワタでからめて食べたあのイカはウマかったです。
もちろんこの時期麦水なくしては?(笑)
あと、食べ残しのイカ餌で40オーバーのアブラコ(アイナメ)はお見事です。
今年ヒラメはダメなようですね。イワシの群れは内地太平洋沿岸に留まってるのかも知れません。